計算ツールで確認する数字
FBA 利益は販売価格だけでは判断できません。商品原価、国内送料、頭程物流、FBA 配送費、紹介料、広告予算、CPC、転換率、為替を同じ画面で見ることで、広告をかけても残る利益を確認できます。
広告前の単品利益が薄い商品は、クーポン、返品、保管料、価格競争、CPC 上昇のどれかが起きただけで赤字になりやすくなります。損益分岐価格が販売予定価格に近い場合は、運用上の余白がかなり小さいと考えます。
仕入れ前の確認手順
- 工場見積だけでなく、包装、検品、国内配送、頭程を含めた到岸コストを入れる。
- カテゴリごとの紹介料率を確認し、全商品に同じ率を使わない。
- FBA 配送費はサイズと重量に合わせて入力し、必要なら小数点まで入れる。
- CPC は楽観値ではなく、高めの CPC と低めの転換率でも試す。
- 単品利益、ACOS、月間利益、ROI を同時に見て、ひとつの指標だけで判断しない。
特に注意する指標
損益分岐価格は、広告前に原価、物流、FBA 配送費、紹介料を回収できる最低ラインです。想定 ACOSは、入力した CPC と転換率で広告注文がどれだけ重くなるかを示します。新品は広告依存が高くなりやすいため、純粋な利益率よりも広告後 ROI のほうが実態に近いことがあります。
よくある失敗
- 仕入れ価格だけを見て、包装、検品、頭程、為替を入れ忘れる。
- 小型商品なのに FBA 配送費を粗く丸め、数十セントの差を軽く見る。
- 競争が強いカテゴリでも、ローンチ時の CPC が低いままと仮定する。
- 競合を価格だけで見て、サイズ、セット数、レビュー、広告の強さを見ない。
まず Amazon FBA 利益計算ツール で利益を確認し、次に FBA 補充計画ガイド で在庫とキャッシュフローの負担を確認します。